日本人が知らない
ちょっといい英語
                                 by 佐々木 隆

011 「価値観」
You never put anything off, because now might be your last chance.
(The Day After Tomorrow)
なにごとも先延ばしにするな。いまがラストチャンスだと思え。(石田亨訳)

〔出典〕 ホイットリー・ストリーバー の『デイ・アフター・トウモロー』(ローランド・エメリッヒ監督映画、2004 年公開)のJ・Dの言葉。『デイ・アフター・トウモロー』は、日本では2004年5月に公開された。

〔英語の解説〕 直訳は「あなたは決して物事を延期してはいけない。なぜなら、今があなたのラストチャ ンスかもしれないからだ。」put off「延期する」というお馴染みの熟語がはいっています。否定の意味をも つneverがあるために、somethingではなく、anythingを使っています。mightは単にmayの過去形というこ とではなく、仮定法的な内容もふくまれています。nowは主語として使われていますので、「今」と訳すのが よいでしょう。

〔内容の鑑賞〕 どちらもの内容もよく耳にする言葉です。しかし、こうして両方のことばを同時に使うと、 かなり強い意味となってきます。どんなに才能があっても、「チャンス」をつかまなければ、自分の思いは 達成できません。巡ってきたチャンスをつかまなければ、それは過ぎ去ってしまいます。チャンスはそう何 度も訪れるものではありません。人生で何度か大きな決断を迫られることがあるでしょう。そんな時、「ま た今度」で済ませていることはありませんか? こうした言葉で、簡単に機会を失ってしまうことが多いの です。ですから「チャンスはもう二度と巡ってこない」と思える想像力が重要になってきます。あなたはこう した想像力をおもちですか?





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