日本人が知らない
ちょっといい英語 U
                                 by 佐々木 隆

041「コミュニケーション」
Difficulties in intercultural communication are seldom seen for what they are. When it becomes apparent to people of different countries that they are not understanding one another, each tends to blame "those foreigners," for their stupidity, deceit, or craziness ….
(The Silent Language)
異なる文化間のコミュニケーションにまつわる困難が、ありのままに認識されていることは、ほと んどない。国を異にする人びとの間で、意思が疎通していないことが明白になると、とかくお互い に「物わかりの悪い外人」のせいにしては、外国人というのは愚かで、不正直で、間の抜けた連 中であるといいがちである。(國弘正雄訳)

〔出典〕 エドワード・T・ホール (Edward E. Hall)の『沈黙の言葉』(1959)より。

〔英語の解説〕 seldom「めったに…ない」。what they are 「ありのまま」(they = difficulties)。blame「非難 する」。

〔内容の鑑賞〕 異文化コミュニケーションの姿といっていいでしょう。小さい単位では人対人、大きい単 位では国対国ということになります。重要なことは、知らないことが不信感に繋がるということです。最近 よく耳にする「人間関係がうまくいかない」「人付き合いがうまくできない」というのは、すべては相手が理 解できないことから来ることです。何故理解できないのでしょうか。それは、まず、コミュニケーションが不 足しているからではないでしょうか。コミュニケーションがあったとしても、一方的であるということではない でしょうか。





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