日本人が知らない
ちょっといい英語 U
                                 by 佐々木 隆

048「変化」
No matter how great the obstacles, it is obvious that change must come… if Japan is to succeed in the future. The reason it must come is that the very foundations of Japan's past success have been largely undermined. It has little choice but to admit the new situation and to seek another path. (Japan's Wasted Workers)
どんなに障害が大きくても、日本が将来に成功するためには、変化が起きなくてはならいことは 言うまでもない。その理由は、日本の、過去における成功の土台そのものが大きく崩れはじめて いるかである。新しい状況を受け入れ、別の道を探すよりほかに方法はほとんど残されていない のだ。(野村二郎訳)

〔出典〕 ジョン・ウォロノフ (John Woronoff)の『幻の繁栄・ニッポン』(1981)の「挑戦の時」より。

〔英語の解説〕 no matter how 「たとえどんなに〜でも」。 no matter how great the obstackes (are)   are の省略。The reason (that) it must come 関係代名詞 thatの省略。it = change。 the very  foundation「まさに土台そのもの」。veryを形容詞として使用。have(has) little choice but to〜「するより ほとんど選択がない」

〔内容の鑑賞〕 外国人から見た日本人観ではよく紹介される『幻の繁栄・ニッポン』よりの一節です。ど んな時代にも通用する考え方かもしれません。経済であれ、政治であれ、いつも同じことを繰り返してい ても、それ以上の成功を期待することはできません。いつかは「変化」が必要です。その変化がどのよう なものかが問題となります。大きな変化なのか、小さな変化なのか。また、何かを変えようとすると、必ず 抵抗する人が出てきます。個人的な利益を優先するのではなく、全体を見てはじめて、変えるべきか、変 えないべきかを決めていかなれければなりません。しかし、変化=善でもなければ、変化=悪でもないの です。問題なのはバランスです。手遅れになってからでは遅いことは言うまでもありません。





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