064 「名誉」

 

The winning of honour is but the revealing of a man's virtue and worth without disadvantage.  For some in their actions do woo and affect honour and reputation,

which sort of men are commonly much talked of but inwardly little adimired.  And some, contgrariwise, darken their virtue in the show of it, so as they undervalued in opinion.

(出典 フランシス・ベーコン『随筆集』)

 

(英語の解説)

virtue「美徳」、reputation「評判」、do woo and affect doは強調。woo「得ようと努める」、affect「好む、目指す」

 

(英語の内容)

名誉の獲得とは、その人の徳と価値が遺憾なく発揮された場合をいうのである。ある人々は行動するにあたって名誉と評判を追い求める。この種の人々は大抵大いにもてはやされるが、心から敬服されることは少ない。ある人々は反対にその徳のあらわれるのをなるべく包み隠そうとする。その結果他人から左程に認められないことになる。(神吉三郎訳)

 

(著者紹介)

フランシス・ベーコン(Francis Bacon, Baron Verulan and Viscount St. Albans, 1561-1626)イングランド近世のキリスト教神学者、哲学者、法律家。シェイクスピアと同時代人であり、シェイクスピアはベーコンのペンネームだという説を唱える人もいる。

 

(もっと読みたい人の為に)

フランシス・ベーコン/神吉三郎訳『ベーコン随筆集』岩波書店、1935年9月




 

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