佐々木隆『書誌から見た日本ワイルド受容研究(明治編)』(イーコン、平成18
年11月)
はじめに, pp.5-6
明治時代におけるワイルド受容研究
第 1章 ワイルドの紹介と理解
(1)The Japan Punch, pp.9-11
(2)増田藤之助による抄訳「美術の個人主義」, p.11
(3)「シェークスピヤの故國」, pp.11-13
第 2章 早過ぎた翻訳 「美術の個人主義」
(1)The Soul of Man under Socialism, pp.14-15
(2)「美術の個人主義」, pp.15-18
(3)増田藤之助, pp.18-19
(4)自由民権運動と『自由』, p.19
(5)日本の社会主義, pp.19-21
(6)The Soul of Man under Socialismの受容状況, pp.21-27
第 3章 デカダン論の中のワイルド紹介
(1)デカダンス(デカダン), pp.28-30
(2)マックス・ノルダウ, pp.31-33
(3)無書子「デカダン論」, pp.33-34
(4)片山正雄「神経質の文学」, pp.34-39
第 4章 島村抱月のワイルド紹介
(1)島村抱月, pp.40-41
(2)「英国の尚美主義」, pp.41-47
(3)日本の美学史とワイルドの紹介, pp.47-51
第 5章 平田禿木のワイルド紹介
(1)平田禿木, p.52
(2)「英国詩界の現状」, pp.52-55
(3)「詩人オスカー・ワイルド」, pp.55-56
(4)矢野峰人「禿木とワイルド」, pp.56-58
第 6章 岩野泡鳴のワイルド紹介
(1)岩野泡鳴, p.59
(2)「自然主義的表象詩論」, pp.59-61
(3)「詩人オスカーワイルド」, pp.61-63
(4)『ヰンダーミー夫人の扇』、『熱心の大切な事』
の梗概, pp.64-66
(5)「私行上のから見たオスカーワイルド」, pp.66-68
第 7章 森鷗外のワイルド紹介
(1)森鷗外, p.69
(2)「脚本『サロメ』の略筋」, pp.69-72
第 8章 厨川白村のワイルド紹介
(1)厨川白村, p.73
(2)「近英詩人の時勢に対する関係を論ず」, p.73
(3)『近代文学十講』, pp.73-74
(4)「オスカア・ワイルドの警句」, pp.75-76
第 9章 野口米次郎のワイルド紹介
(1)野口米次郎, p.77
(2)「ヲスカー、ワイルドの復活理由」, pp.77-78
(3)「オスカー、ワイルドの一面」, pp.78-79
第10章 本間久雄のワイルド紹介
(1)学生時代の本間久雄, pp.80-83
(2)島村抱月「英国の尚美主義」, pp.83-85
(3)本間久雄「人生も自然も芸術の模倣也」, pp.85-87
(4)本間久雄「現實を離れんとする文芸」, pp.87-
(5)本間久雄「オスカア・ワイルド論」, pp.88-93
第11章 詩人としてのワイルド紹介
(1)詩人としての紹介, p.94
(2)平田禿木, pp.94-95
(3)岩野泡鳴, pp.95-96
(4)厨川白村, p.96
(5)野口米次郎, p.96
(6)本間久雄, p.96
(7)その他, pp.97-98
(8)新体詩運動, pp.98-102
第12章 De Profundisの紹介
(1)De Profundis, pp.103-104
(2)夏目漱石, pp.104-105
(3)平田禿木, p.106
(4)西田幾多郎, pp.106-107
(5)生田長江, pp.107-108
(6)本間久雄, pp.108-109
(7)島崎藤村, pp.109-115
第13章 その他のワイルド紹介
(1)人物の紹介, pp.116-117
(2)戯曲の紹介, pp.117-119
(3)童話・小説の紹介, p.119
(4)警句の紹介, pp.119-121
(5)小山内薫の紹介, pp.121-123
(6)生田長江『外国文学研究法』, p.123
(7)樋渡正一『今日の書面』, pp.123-127
第14章 ワイルド受容研究
(1)ワイルド書誌, pp.128-135
(2)受容研究, pp.135-139
資料編
日本ワイルド研究書誌(明治編)
1 ワイルド研究書誌(単行本), pp.143-154
2 ワイルド研究書誌(定期刊行物・雑誌), pp.155-172
あとがき, pp.175-180